都会から離れた片田舎。
地元の有力者の家系である伏木(ふしき)家に生まれた憂(ゆう)。
幼い日に、事故に遭い死んでいく両親を目にして、逃げ出してしまう。
それから8年、明るく振舞い、努めて忘れようとしていた。
しかし、未だに過去の事故を引きずり、記憶から逃げ、耐え続ける毎日を送っていた。

そんな日々は、記憶の人との出会いによって、終わりを迎える。

幼い頃に一緒に遊んでいた女の子、眞澄(ますみ)。

離れ離れになっていた、唯一の家族であり妹、藍(あい)。

彼女達との再会は、憂を、彼女自身を、少しずつ変えていく。