------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【あらすじ】
魔法が当たり前の世界であるユーフォロス大陸。
そんな中で主人公リィン・クロードは魔法を使えない特殊な人間だった。
彼は特に自分の夢など無かったが、自分が魔法が使えない謎を
調べる努力だけは怠らなかった。
しかし、どれだけ調査をしても彼がその真実に近づくことはなかった。
そんな折、彼は世話になっているメルフェイ家からこんな話を聞く。
「エヴァ―グリーン国立魔法学校では一般では目にかかれない本が多く眠っている」
国の軍部に関わる人を多く輩出するということもあり、
実力主義な学校での彼の生活が始まる。
彼を待ち受けてる未来は何か――
そして彼は自分の謎を解明できるのか――
【世界観】
~ユーフォロス大陸~
主人公たちの住んでいる大陸で今作の舞台。
かつては幾つもの国々に分かれていたが、100年くらい前には既に三カ国しかなかった。
そのうちの一国ハーモニア小国も十数年前に滅んでしまい、
今は主人公たちの住むエヴァ―グリーン、そして敵国アンブラルの二国が残るのみ。
大陸には普通の人間に限らず、ケットシー、エルフ、ハーピー、サキュバスと言った
色々な種族が生活していて、一方で魔物も存在する。
魔物はピンからキリまで存在しており、スライムみたいな無害なのもいれば、
存在そのものが天災と言えるドラゴンまで存在する。
~エヴァーグリーン~
主人公たちの住む国。
100年前に作られたばかりの国。
多くの小さな民族国家を取り込むことによって大勢力となった。
各属性の最強の使い手を四聖獣の位を冠した4人の帝として選出して、
その4人によって合議制を取られている。
~アンブラル~
エヴァ―グリーンと違い、古くから存在する大国。
一人の王による君主制が行われている。
この大陸で信奉される神は幾つもいるが、
邪なる神はアンブラルの地に眠るという伝説から
「闇の国」を冠したアンブラルの名が付けられた。
~魔法~
この世界では火、水、風、雷の四つの属性魔法が存在する。
主人公を除き、この世界に住む人たちはどれか一つの属性を使うことができる。
どの属性魔法を使用できるかはおおよそ遺伝に影響される。
魔法を使用するには体内に貯められているマナを使用し、
体内にある無数の魔術回路でマナを流動して、
その過程で発動式を決めることで実際に思い描いていた魔法を発動している。
~マナ~
ユーフォロス大陸の大地から溢れている魔力源。
大気中に存在し、この世界の住人は触れることで、体内に蓄えることができる。